葬儀屋に勤め出して7年。初めて生まれたばかりの赤ちゃんを担当しました。赤ちゃんに限らず30歳以下の方としても初めての若い人の担当となりました。
すでに病院からは帰宅しているということで、自宅に向かいました。布団に安置してある赤ちゃんはとても可愛らしく、眠っているようで少し微笑んでいるようにも見えました。
ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんとの話し合いの結果、葬儀は行わず自宅で2日間ご家族みんなでゆっくりと過ごしていただき、3日目に火葬。お母さんの体調を見ながら後日、菩提寺でお経をあげてもらうようになりました。
私にはご家族の悲しみを推し量ることはできません。できることといえば、火葬の日まで粛々と準備を進めることです。
なにしろ生まれたばかりの赤ちゃんを担当するのは初めてですので、アドバイスをもらおうと火葬場へ電話しました。
[私]骨壷の大きさは?
→[火葬場]4寸は必要でしょう。
[私]棺に入れていいものは?
→[火葬場]いつもと同じ。ただしあまり物を入れすぎると火葬の時間が長くなりお骨があまり残らなくなりますよ。
逆に
[火葬場]棺の大きさは具体的にどのくらい?火葬炉の設定があるので。
→[私]わからないので後で電話します。
→[私]現物を測りました。縦600mm×横300mm×高250mmです。
→[火葬場]小さいですね〜。了解です。
私は1日に2回自宅へ行き、出棺の方法や火葬場での過ごし方、火葬後の手続きなどをお伝えし、火葬の日となりました。
ワンボックスカーをお持ちでしたので、棺をお父さんとおじいちゃんに抱えていただき、2列目の席へ。お母さんにはその横へ座っていただきました。
普段、私たちの葬儀社では火葬場へは同行しません。ただ今回は自家用車での出棺であり、到着してからの手伝いが必要かもと思い、ご家族が出発したあと私も追いかけました。ですが、とくに手伝いの必要もなく火葬が始まるのを見届けたあと、火葬場にきれいに咲いている桜をスマホに納め事務所へと戻りました。
いつものように同僚がお疲れさまとねぎらってくれました。
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